福島県歯科医師会

デジタルレントゲンによる口腔健康診査について
歯っぴい号1歯っぴい号2

1.口腔健康診査の目的   

戦後の生活環境の改善、医学の進歩により平均寿命が延伸し、現在の日本は世界有数の長寿国となった。さらに,高齢化および疾病構造の変化に伴い、生活習慣病の増加傾向または寝たきりによる要介護状態など、深刻な社会問題が浮上してきた。口腔健康診査は、口腔疾患の早期発見・早期治療ならび予防を支援し、口腔保健の向上により健康の維持・増進をはかり、健康づくりの意識ならびに生活の質(QOL)を高めることを目的とする。

2.歯科健診車「歯っぴい号」の特色

 1)最新鋭デジタルパノラマX線撮影装置を2台搭載

  • 1時間辺り40名程度の健診ができるため、基本診査等の他の検診と同時に実施でき、意識の低い歯科受診者の受診率UPが期待できる。
  • デジタル撮影のため胸部X線撮影の1/10程度の照射線量で撮影できる。
  • 車内搭載の専用パソコンにより、撮影後、約60秒で鮮明な画像をディスプレイに表示できる。
  • 歯周病(歯槽骨の吸収)がはっきりわかる。
  • 根尖病変(歯の根を取り囲む骨の異常)がわかる。
  • かくれた病気[がん、埋伏歯(顎の中に埋もれている歯)、術後のう胞等]がわかる。
  • 顎関節の異常がわかる。
  • 検査による疼痛がない。
  • 健診が短時間で終わる。

 2)歯みがきしているキビタンを車体にプリントし、県民に親しまれる健診車をイメージした。

 3)車輌登録ナンバーを80−20とし、80歳で20本(何でも支障なく食べられる歯の本数)の歯を残そう!という8020運動の目標達成を目指している。